
今回は郵政3事業のIPO(新規公開株)に当選するも苦い思いをした男性の体験談です
これまでIPO(新規公開株)に応募して来ましたが全然当選しない状態が続いていましたが今回は日本郵政に当選しました
最初は含み益が出ていましたが、何もルールを決めていなかったために最後は損失になってしまいます
36歳の会社員です。
数年前の話になりますが大型の新規公開株ということで郵政3事業、日本郵便、郵貯銀行、簡保生命にそれぞれ応募しました。
郵政IPOに当選
以前から投資は行っていたのですが、新規公開株の大型上場ということでそれだけで舞い上がってしまいましたね。
もともとIPO銘柄は2013年あたりからアベノミクスの影響で市場が活況を取り戻していたので上場後上がる傾向が続いていて人気があったのですが毎回応募するも落選するということを繰り返していました。
そして、時価総額が大きな会社が上場するということでそれだけ多くの株が発行されるので普段割り当てのない私にもひょっとしたらあたるかもと思って応募しました。
ゆうちょ銀行と簡保生命は当たらなかったのですが日本郵政は当選しました。
100株でしたけどとてもうれしかったのを覚えています。
新規公開株の価格ですが手数料はかからず1株あたり1400円でした。
なので14万円でした。
上場、含み益になる
2015年の11月初めに上場しました。
他のマザーズやジャスダックに上場する銘柄に比べるとやはり大型株なので値上がりが少し緩やかな印象を受けましたが上場日から年末にかけて大きく上がっていったのでこのまま上がってほしいと思いましたね。
様子がおかしいなと思い始めたのは2016年に入ってからでした。
何度か1900円~1800円を行ったりきたりを繰り返していました。
今思うとこのときに売っておけばよかったとお思いましたね。
それでも4万円くらいは儲けられたんですから。
下落し始める
その後、2月にかけて一気に下がりました。
結局私は1300円くらいで売却したので損失は1万円くらいでしたね。
ここで売却したことについては後悔していないといえば嘘になるかもしれませんが、よかったと思う自分もいます。
もちろん、その後株価は持ち直して1500円台の後半までになっていますがそれはすべて結果論だと思っています。
このまま売らずにもっていて、株価が大きく下がっていたらそれ以上の損失を出していたかもしれませんから。
利食いポイントも損切りポイントも何も決めていなかった
ただ、今回の自分の反省点としてはきちんと利食いのポイントも決めるべきだったなと思っています。
利食いのポイントを決めていなかったからもっと上がると思い、結局下がったところでロスカットせざるをえなかったわけですからね。
どこまで価格が上がったら、あるいは相場の状況や決算の状況がどのようになったら利食いとロスカットするかという両方を事前に決めておくということがとても身にしみて分かった出来事でしたね。