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FXにローンのお金まで注ぎ込み600万円の大損で退場しました(30代男性)

今回はFXで600万円を失った男性の体験談です

今になって振り返ってみると、なぜ自分が負けてしまったのかわかるそうです

損失を取り返そうとムキになることが、どういう風にメンタルに影響を与えるのかがよくわかります、是非参考にして下さい

 

自分は5年間近くFXを行いましたが、累計600万円を失いやめることにしました。

最初の1ヵ月は1倍~5倍程度のレバレッジ内でエントリーをして9千円ほど勝ったのですが、これならばもっとレバレッジを上げても大丈夫、と感じ上げてみることにしたのです。

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レバレッジを上げた直後に

すると次の月は10万円程負けました。

非常に悔しく、なぜ負けたのか取引履歴を振り返ってみると、そんなに大したことのない値動きで損切り、で反対ポジションを持ったりすることが多いのです。

元々持っていたロングないしショートを損切ったコストから新しく反対ポジションを持つということは、ほぼ確実に局地的な天井や底であり、高確率でそこから含み損が拡がっていきます。

同じことを繰り返してしまう

それで結局再び持ったポジションを再び損切って、一番最初に持っていた方向のポジションを持つということを繰り返してしまうのです。

レンジ相場であった場合、数時間後、長くとも数日後には最初に持ったポジションのコストにまで戻っているということになりますから、やっていることは何ということはない相場の値動きでただ金をドブに捨てている状態ということになります。

自滅しているだけなのですが、その状況が非常に腹立たしく感じてしまうのです。

なぜなんだ、感情をコントロールできない!

結局レバレッジを上げたポジションを持つ弊害なのですが、少しの値動きでの含み損で大きなストレスを感じ、不安にもなることから損切りするのですが、

しかしそれ以後もノンストップで動くマーケットチャートを眺めているととてもウズウズしてしまい、

何ら戦略性のない行き当たりばったりの再エントリーを行ってしまうのです。

まあほぼ確実に負けていく方法なのですが、しかし負けが込むと冷静でいることは困難で、証拠金が残っている限りはこのやり方で取引を続けてどんどんと悪い方向に事態は進んでいくことになるのです。

手を付けてはいけないローンのお金までも

途中でやめればもっと被害が少なかったのに、と思うのですが、自分がFXを行っているときの状況というのはこれまでの人類の歴史上多くの方々が経験していた状態で、それは博打にハマっている状態です。

他の事をすべて犠牲にしてでもお金を用意、絶対に手をつけてはいけない大切なお金までをつぎ込むのです。

自分の場合予め用意した証拠金が無くなると預貯金をくずし、最後は銀行のフリーローンで借りたお金を突っ込みました。

10年ローンの400万円ですが、この内380万はやめる前半年で失っていますし、

資金が無くなるまで止めれなかった

やめる最後の1年は勝ち越した月はありませんでした。

クリック一つで実際の資金よりも大きなお金を運用する。

はっきり言って負けるための行動だと思います。

気づけばフルレバレッジに近い状態になってしまうのです。これ以上できない、つまり借金を含めた証拠金が底をついた段階で、ようやくやめることができました。

高レバレッジと感情のバランスをとれるか?

これからFXを行う人に対して自分ができるアドバイスは、一度でも負けが込んでそれまでよりも大きいレバレッジをかけた取引をやるような方は、遅かれ早かれ僕と同じ運命をたどるということです。

仮にレバレッジをあげた再エントリーで負債を取り返しても、それがクセになってしまいますから必ず最後には復活できない程の負けがやってきます。

レバレッジは魅力よりも精神状態が冷静でいられなくなる弊害の方が大きいと感じています。

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