今回はFXに夢中になり気づいた時には250万円を失った男性の体験談です
彼はお金が無くなっていることに気づき呆然とするまで同じ負けパターンを繰り返してしまいます、同じミスをしなければ回避できたことです
損失を取り返そうと自分のルールから外れた所でポジションをとることが、どれだけ危険かがわかります、是非参考にしてください
40歳男性です。
3年ほど前にFXのことを知り、軽い気持ちで始めました。
結論から書きますが、300万円投資し、250万円を失いました。
繰り返してしまう私の負けパターン
負けパターンは、デイトレードで含み損が大きくなってから損切りし、その負けを取り戻すために、
限度額ギリギリのハイレバレッジでポジションを持ち、スキャルピングを繰り返すというものです。
結局それも失敗して、それでもすぐ戻ると思ってなかなか損切りができず、
いつの間にか損失が膨れ上がり、
放心状態で損切りするということが続きました。
失ったお金は・・・
結局、この繰り返しで
車一台を買えるだけの資金を
失ってしまったのです。
最初は勝っていた
始めた当初、スキャルピングで、短時間で4万円ほど勝ち、こんなに簡単に稼げるのならと味をしめてしまったのが良くなかったようです。
FXにのめり込む
普通に仕事をするのが馬鹿らしくなり、仕事をさぼって一日中PCの前に座っていることもありました。
仕事に行っても、トイレで隠れてスマホで取引をしたり、帰ってからも深夜まで取引をしたりと、
私生活や本業に支障が出るほどのめりこんでしまいました。
こうなると、正常な金銭感覚が失われてしまいます。
いつでも取り返せる!
俺は大金持ちになるんだ、
負けていてもいつか取り戻せる、
簡単に取り戻せる、
と勘違いしてしまい、
負ければ負けるほど躍起になって
ルールを破り無謀な取引をするようになってしまいました。
仕事中も相場のことを考えてしまう
含み損が出ている時は、もはや仕事どころではありませんでした。
相場が気になってしまい、上の空で大失敗をしたり、車の運転でも事故を起こしそうになったりという感じです。
一歩間違えたら、解雇されていたかもしれません。それを思うとゾッとします。
そしてその時が来てしまう、退場
手元のお金が50万円になった時点で、ようやく正気に戻りました。
自分は天才相場師なんかじゃないし、本業をおろそかにしている自分は最低だと思いました。
大金を失い、気持ちがズンと落ち込みました。軽いうつ病に陥っていたのかもしれません。
それ以来、FXは封印しています。
FXは余剰資金でやろう
もし再開するとしたら、その時は失敗しないよう慎重にそして例え失敗したとしても、心身の健康を害さないような方法で取引しようと決めました。
まずは失った資産を、真面目に働いて取り戻します。
貯金が300万円に戻ったら、その半額の150万円だけを投資に回します。
精神的に耐えられる金額を、動揺は取引のバランスを狂わせる
そして、レバレッジを大きくても1.5倍程度に抑えて、どんなに含み損が出ても損切りしなくても良い状態に保ちます。
もちろん、スワップ金利の高い、あまり安全とは思えない通貨での取引はしません。
そして大儲けしようと思わず、定期預金に預けているよりは儲かったね、というレベルで満足することにします。
何よりも、本業をおろそかにせず、完全に趣味として楽しく続けるつもりでいます。