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ワンルームマンション投資に失敗、500万円の損失です(30代男性)

今回は安定した副収入を確保したいとワンルームマンション投資を行ったサラリーマンの男性の体験談です

年利回りなどにすっかり魅了され、参入することに決めました

しかし、4年後に想定外の状態になり撤退することになります

 

ワンルーム不動産投資で損失をこうむりました。

金額的損失としては500万円ほどになります。

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安定した副収入が欲しい

不動産投資を始めようとしたのは今から10年位前になります。

いまでもそうですが普通預金の金利なんかほとんどつかないし、投資を考えたときに国債や社債などのいわゆる債券はとても利率が低く、高くても1%くらいでした。

そして、株については当時、リーマンショックのあおりを受けて目も当てられない状況でした。

そんなときに見つけたのが不動産投資という道でした。

ワンルームマンション投資を行うことにしました

私が参加した不動産セミナーでは資金があまりない人に対してはワンルームマンション投資を勧めていました。

アパート投資というのはアパート一棟に丸まる投資する方法で大家さんといった表現が適切かもしれません。

ワンルームマンション投資はマンションの一室に投資します。マンション一室を買って人に貸すのです。

月々の家賃は10万円といわれ、マンション価格は1200万円だったので年利回りは10%でした。

私は、この利回り10%にすっかり魅了されてしまいました。

手数料を払って月8万円の収入

なぜなら昨今の低金利でお金を増やす道はほとんどなかったし、リーマンショックの影響で会社の給料も下がっていました。

クビになったり会社が倒産しないだけでもマシと周囲には言われていましたが、やはり給料が下がるのはつらいものでした。

そこで以前と同額くらいの収入の道を探していたのです。

さらにワンルームマンションでもローンが借りられるそうで投資にレバレッジがきかせられるということだったのです。レバレッジとはてこの原理といわれており、少ない力で大きなものを動かす。

投資においては少ない資産で大きな収益を得るということでした。

当時の私の資産はすべて合わせても800万円くらいでした。

全額を不動産投資につぎ込まなくてもよいという安心感があったので私はワンルームマンション投資を前向きに検討し、最終的には買いました。

サブリース契約も結んでいたので手数料を払って家賃は8万円になりましたが安定的に収入が入ってきてきちんとローン返済と収益のバランスが取れていました。

月々の返済は400万円ローンで4万円ほどでした。

サブリースの契約更新情報に驚く

4年がたち家賃保証の更新が着ました。金額を聞いて私は驚きました。8万円から6万円に下がっているのです。

私は抗議しましたが周辺の家賃相場から照らし合わせて6万円でも高いくらいといわれました。

私は周辺の不動産屋さんにも足を運びましたが家賃相場は7万円くらい、それも借主がいれば入るという話なので実際には空室の期間も考えると毎年安定的に家賃が入るサブリースを選択する以外に余地はありませんでした。

ローンのほかにも管理費なども発生しており収益はトントンくらいになっていました。

もう先が無いので撤退することに

これ以上続けると収支がマイナスになる可能性があったのでワンルームマンションを売却することを考えました。

ここでも誤算がありました。

買ったときは1200万円くらいでしたが売るときは600万円くらいにしかならないのです。

私はとてもショックを受けました。不動産投資を誤っていました。

1200万円から売るときに下がるかもしれないとはいえ半額にまで下がるとは思っていませんでした。

私はとんでもない思い違いをしていたのです。

これ以上損失が出る前に売却しました。

差し引き600万円のマイナスですが家賃収入を100万円くらいためていたのでローンに当てました。

残りのローンはそれまでの預金で精算しました。

自分でもっと事前に調べるべきだった

失敗の原因としては調べが足りなかったというところに行き着きますが、その原因のひとつは不動産投資を利回りという一部分しか見ていなかったということと主に情報源をセミナーだけに頼っていた点です。

不動産業者主催のセミナーが不動産投資の真の欠点について話すことはありません。

もっと多角的に、特にデメリットについて精査すべきだったと思います。

これは特に不動産投資に限った話ではなくすべての事柄に言えることですが大きな成功を得るにはそれ相応のリスクが存在するということです。

リスクにしっかり向き合わなかった自分への報いだと思っています。

これからは何かを始める際には特にデメリットやリスクについて注目してそれでも許容できる内容なのかを判断してからはじめたいと思います。

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