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初心者が高利回りのREITファンドに投資して失敗して30万円の損失(30代男性)

今回はREITファンドを購入して損失を被った男性の体験談です

345万円を投じてスタートします、目論見では儲ける確率が高いと思われました

しかし、実際に投資してわかった高い分配金利回りの罠にハマってしまったのです

 

私は30代の男性です。

私は2016年3月に毎月分配型のラサールグローバルREITファンドを購入し、結果的に損失を被ったことがあります。

REIT(不動産投資信託)とは

・投資家から集めた資金で不動産投資の専門家がオフィスやマンション等の不動産を購入し、運用します。
・購入した不動産を賃貸し、その賃料収入や売却益から費用を差引いた残りの収益を投資家に分配します。

引用元:REIT(不動産投資信託)

 

私は当初、現物の不動産を世界中で保有し、多額の賃料収入を得ているREITファンドであれば、安定的に毎月分配金収入を得ることができ、なおかつトータルでも利益を得られるはずだと考えていました。

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絶好のチャンスと考えて345万円を投入

2016年当時は世界経済は上向きとなっており、世界中のオフィスビルやマンション、商業施設などの入居率は高まり、家賃の金額も上昇傾向にあると考えていました。

さらに、日本の東京証券取引所に上場しているREITも価格が上昇傾向にあったため、ラサールグローバルREITファンドを購入すれば多額の利益を得られることは間違いないはずだと判断したのでした。

そこで私は2016年3月に、345万円を投じてラサールグローバルREITファンドを買ったのです。

年間の運用利回りは20%を超える見込み!

基準価格が約3450円でした。そして、毎月の分配金の金額が60円となっていました。

単純計算で年間の分配金収入が720円ですから、年間の運用利回りは20%を超えます。

かなり大きなメリットであり、どうしてこのように基準価格が低いのかと不思議に思ったほどでした。

基準価格が下落していく

ところがその後、投資信託の基準価格は上昇するどころか下がっていくのです。

2016年6月には基準価格が3000円まで下がってしまいました。

基準価格だけで判断すれば、すでに10%以上も下落しています。

しかし、私は毎月60円の分配金収入があることを考え、気持ちを落ち着かせました。

基準価格に分配金収入を加えれば、トータルではプラス運用ができるはずだと考えたのです。

分配金では基準価格の下落をカバー出来なくなる

7月には3200円台まで基準価格は戻しましたが、その後は再び下落トレンドに入ってしまいました。

そして、10月下旬には基準価格が2700円台をつけてしまったのです。

これでは分配金収入を加味しても、約10%のマイナス運用となっています。

私は、ラサールグローバルREITファンドを買ったのは失敗だと判断し、損切り決済しました。

約345万円の資産が、約315万円で戻ってきました。約30万円の損失です。私としても、この損失が信じられませんでした。

高い利回りのカラクリに気づく

損切り決済をしたあと調べたのですが、ラサールグローバルREITファンドは賃料収入以上の金額を分配金として出資者に支払っていたのでした。

そのため、表面的には過剰に高い分配金利回りを演出することができていたのです。

このような仕組みの投資信託の基準価格が上昇するわけがありません。

投資には事前の調査が必須だ

今回の投資信託での損失で得られた教訓は、表面的な分配金利回りが過剰に高い金融商品については、どのような背景があるのか詳細に調べてから資金を投じる必要があるということでした。

私が損失を被ってしまった理由は、仕組みを調べずに表面的な利回りに引き寄せられてしまったからなのです。

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