
今回はビットコインを中心とした仮想通貨に投資した男性の体験談です
比較的新しく出現した投資先としての仮想通貨は価格が激しく乱高下することで知られています
男性はナンピン買いをしたことにより傷口を広げてしまいました
私は50代の男性です。
仮想通貨は、ビットコイン、リップル、ライトコインを現在は保持しています。
購入経験としてはそれ以外に、イーサリアム、ビットコインキャッシュを過去に保有していました。
ビットコインを中心に投資
投資を始めた理由は、収入状況が厳しく、仮想通貨投資によって家計の助けになればいいと思ったからです。
また、将来に備えて貯金額を増やしたい思いも強くありました。
最初にビットコインを少額購入したのをきっかけに、その後買い増しを続けました。
ビットコインは総額で30万円ほどの購入額です。
その他の通貨に関しては、いずれも少額購入です。
35万円を投資して15万円の損失
全ての仮想通貨で35万円ほどの購入になりますが、現在のところ含み損を入れて15万円ほどの損失になっています。
通貨の一部は売却しましたが、ほとんどはまだ保有したままです。
最初に私が購入した時は、ビットコインの価格1ビット130万くらいの時でした。
ナンピン買いで損失拡大
しかしその後仮想通貨の価格は少しずつ下がり、焦ってさらに買い増しをしたことが、結局損失を増やしてしまうことになりました。
仮想通貨の価格がその後も下がり続けたからです。
何とか含み損を取り戻そうとして、 相場の怖さを知らず、お金をつぎ込んでしまったことが原因です。
自由にできるお金があまりなかったため、大きな額にはなりませんでしたが、損失を抱えているというのは精神的に辛いものがあります。
早く損切りをしていればよかったのですが、損を確定することができず、そのまま持ち続けて今に至ります。
勉強不足でした
失敗の原因は、仮想通貨投資に対する自分自身のルールができていなかったことです。
仮想通貨がこれほど大きな値動きをするということは、あまり意識していませんでした。
過去のチャートを見ればそのことがよくわかるのですが、勉強不足で単に仮想通貨を買っておけば値が上がるだろうという安易な考え方が間違っていました。
仮想通貨の相場が上がればこれからどんどん上がり、相場が下がれば今が買い時だというような発言をする人がいて、そのような意見に煽られてしまったことも失敗の原因です。
仮想通貨は将来的には成長するとは言われるが・・・
仮想通貨自体は、将来性を明るいものとして捉えている専門家の意見もあります。
実際に私も将来的には仮想通貨市場は大きな成長を見せると思っています。
しかしそれはいつの時点でそうなるのかわからず、そこまで行くには相場の暴落が何度も起こることがあると思います。
教訓としては、様々な人の意見に振り回されるのではなく、 自分で冷静な判断をしていくことが大切という点です。
投資である以上、売買のルールを決める
買い時も売り時も、誰かが言ったからではなく、自分でそうなると思うはっきりした理由を言えるようにしておくことが必要です。
そして取引ルールをしっかり作る必要があります。
特に損切りは、損失を膨らまさないためにも非常に大切なルールです。
損切りができない人は投資で必ず大きな損をすると言ってもいいと思います。
ましてやビットコインFXのようなレバレッジをかける投資であればなおさらです。
リスクをできる限り抑える取り組みが、仮想通貨のような値動きの激しい相場には極めて重要です。