今回は日経先物で60万円の損失をした30代女性の体験談です
彼女はポジションを持ち、含み損を抱える状態になっても様子見と上がったら良いなとという気持ちで損失を膨らませてしまいました
1回の損切りもしたくないという心理は時に致命傷になりかねません
私が先物取引をやろうと思ったのは先物が大きく儲けるには良いと思ったからでした。
確かに先物は儲かればかなり儲かりますが損する時は大聞く損をしてしまうので誰でもやって良いものではないと思いました。
現物より日経225の先物取引の方が儲かる?
ですが、株をやってもそこまで大きな儲けが期待できないと思って軽い気持ちで始めたのが先物でした。
その際にどのくらいの金額を投じたかというと思い切って100万円ほど投資しました。
それで結局60万円ほど損をしてしまいかなりショックでした。
1回の損、失敗を認められない
では実際に先物取引を始めてからどうだったかというと絶対に損をしたくないと思って1日中動きが気になっていました。
なので、下がってもまた上がるかと思ってそのまま様子を見るという間違いをしてしまいました。
まず間違っていたのは損をしない事ばかり考えていたのがいけなかったです。
損切り=損失確定が嫌で仕方なかった
本来は損をしても被害を最小限に抑えないといけないのがその意識がなかったのがいけなかったです。
そのせいで下がってる時も上がるの待つしかないという風に考えてしまっていました。
ずっとそういう風に思っていた事で下がっても損切りをするような事は全くなかったです。
ここでもし下がったタイミングで早く損切りをしておけば先物でそこまで大きな損失はなかったと思いました。
ただ、初めて先物をやった時はどうしても負けたくないという気持ちが勝ってしまって損切りができませんでした。
ポジションの失敗を受け入れる
ここで最初からしっかり自分でルールを決めて先物を始めていたら大損しなかったと思っています。
これは何も先物に限った話でなく投資全般に対して言える事で損をしたくないと思ったらいけないと思いました。
実際に先物でも何でも投資で常勝している人はいないので負ける前提でやるのが大事だと思いました。
ルールを決めてトータルで勝つ
私はこの経験から先物をやる時も自分の中でここまで下がったら損切りをするという事にしました。
そうやって最初から決めておくことで下がって損をしているからと維持になって売らずにいるという事もなくなりました。
実際にこの考えに至った事で同じ失敗をしなくなりました。
ただ、これも実際に取引を始める前にしっかりこのラインが限界だと決めておかないと
1回でも損をしたくないという心理が大損を招く
損をしたくないという気持ちが勝ってしまうのでぼんやりとしたラインでなくしっかり明確なラインを決めてからやるようにしました。
そのおかげで損をした場合でも被害を最小限に抑えるという意識が持てるようになったので意味はあったと思っています。
投資で損を恐れないという気持ちが大事だと気づけて良かったです。