今回は友人に誘われて日経225先物をはじめた男性の体験談です
男性はデモトレードで練習をして自分のルールも確立できたので実践に移りました
しかし、実践になるとどうしてもルールを守るという簡単なことが出来なくなりました、何故でしょう
20代男性で日経225先物取引をしていました。
始めたきっかけは友人が同じ取引をしていて、副業としてやってみたらどうかと誘われて始めました。
今まで投資した金額は約150万ほどで、損失額は100万ほどです。
デモトレードでまずは学習して実践に移りました
最初の1,2ヶ月はある程度テクニカル分析を友人とともに学び、デモトレードで学んでいました。
その中である程度傾向と方向性が見えてきて、自分の中で利確損切りの幅を決め、ルールが固まってきたときに実践トレードを開始しました。
ルールを守れなくなる精神状態とは
始めた最初の頃は張る枚数を少なくし、自分で決めたルールを忠実に守っていましたが、負けがこむと損失額を取り戻そうとして、普段なら反応しないようなそれっぽいシグナルに過剰に反応しエントリーしてしまったり、早いタイミングで利確してしまったりなどで、1歩進んで2歩下がるようなトレードをしていました。
また、逆に何回も連続で勝ちが続くと、段々大胆なエントリーをするようになり、結局最後の最後できつい大負けをしてマイナスに転じることもままありました。
頭ではルール通りにやっていこう、張る枚数は常に一定にしようと思っていても、そのルールのせいで「惜しかった」という体験を何度かしてしまうと、そのルールを疑うようになり、崩壊します。
そして、ルール以外のやり方で負けるといつも以上に落ち込むだけでなく、どういうわけか諦めがつかなくなり負のスパイラルに陥りました。
自分が得意とする状況でしかトレードしない
勝つためには相場の動きが読めるようになるということはもちろん(それすらも普通は何年もかかると思いますが)、実戦を積むなかで勝つためのメンタリティを学んでいく必要があると思いました。
一回大きく負けたときには気持ちがスッキリして冷静になるまでは続けてトレードをしない、勝ち続けている時ほど慎重に、自分で決めたルールを第一に守って、自分が得意な状況以外では絶対にトレードしない。
などといったような学びを深めていかなければ、これを専門とするプロの投資家たちと戦っていけないのだなと強く感じました。
ルール、余剰資金、冷静なメンタルが必要だとわかる
そして、勝てる投資家になるためには、毎日相場の動きに自分なりの理由をつけ、また自分のトレードの結果も復習し、大衆心理と自分自身の心理をよく理解し、それを何年何ヶ月もやって来られる人が強くなるのだなと感じました。
私は始めてから約7ヶ月程でリタイアしてしまいましたが、「捨ててもいい」お金がたくさんあり、負けてもメンタルに響きすぎず、かといって勝つことには貪欲な心がある人はリタイアせずにやり続けて結果を残してほしいなと思いました。