今回はFXで高金利通貨のスワップポイント目的で参戦した方の体験談です
FXユーザーにはスワップポイント目的でトルコリラ、南アフリカランド、メキシコペソ、NZドル、豪ドルなどを保有する方は多いです
上手く運用できれば長期で安定した利益にもなりますが、落とし穴もあります男性は100万円で運用しようとして20万円の損失を出してしまいました
私は30代の男性で、FXは資産運用の一環として少しでもお金を増やしたいという気持ちで始めました。
貯金の100万円をスワップポイント狙いでトルコリラを10万通貨分ロングのポジションを保有したのですが、結果的にトルコリラは下落して損をしてしまいました。
スワップポイントも焼け石に水でした
トルコリラが30円を切った時にロングをして27円台に突入した時に損切りをしたので、損失額は約20万円でスワップポイントを一ヶ月くらい貰っていたのですが焼け石に水でした。
私がトルコリラを保有した時にはトルコリラが暴落後少し上昇をしており、一度30円台に復帰して再び29円台に下落しました。
スワップポイントで長期で安定した利益を確保したい
私は29円台に一度下落した後に再びトルコリラは上昇をすると考えており、スワップポイントで安定的に長期に渡って利益を上げようと考えトルコリラを投資先に選んだのです。
しかし私の予想とは裏腹にトルコリラは一度も30円台に復帰することなく、29円台から28円台のレンジをウロウロしており私はこのまま保有していて大丈夫なのか不安になっていました。
長期で持ち続けていれば含み損をスワップポイントで補うことが出来るかもしれない
トルコの政情が不安というニュースも聞いていたのですが、自分に都合の悪いニュースを見ないようにして、トルコの経済成長率などの良い面を見ることで自分を安心させたのです。
一向に30円台に復帰してこないトルコリラだったのですが、レンジ内を推移してくれればスワップポイントで元が取れるとも思っていたので、このまま保有を続ければ損失がカバーできるのではないかとも考えていました。
やはり無理だ、損切り
しかし結局トルコリラが27円台に突入した時に、これ以上は持ち続けるのは危険だと判断し損切りを決断しました。
私がなぜ損をしてしまったのかというと、トルコリラのスワップポイントが良いという理由だけで、良く調べもしないで大量のポジションを保有してしまったことです。
さらに自分に都合の良いことばかりを考えて、都合の悪いことは考えないようにした結果損切りが遅れてしまい損失が拡大をしてしまいました。
FX、高金利通貨について考えたこと
同じ失敗を繰り返さないために得た教訓は、新興国通貨は非常に不安定で相場が急に変動してしまう危険性があるので、むやみに手を出さないということです。
ポジションを持つときにはしっかりとルールを決めて、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などをきちんと行いリスクの少ないトレードを心がけなければならないということを学びました。
FXは勉強をしっかりとして、ルールを決めたトレードをしなければ利益を出すことができず、むやみに新興国通貨に手を出してはいけないということが失敗から得た教訓です。