今回はFXをやってみた40代男性の体験談です
最初はドル円のスキャルピングで着々と利益をあげていきました
やがて南アフリカランド、豪ドルなどの高金利通貨に注目してボーナスをつぎ込むことにしました
私は40代の男性サラリーマンですが、マイホームを購入するための資金を作る目的で本格的に資産運用を始めようと考えました。
以前から株式投資には興味を持っていたのですが、マネー雑誌を買って特集記事を読んでからFXをやってみたくなりました。
雑誌の記事の中には10万円の元手を3年間で1000万円に増やした人の体験談も紹介されており、すぐにでもFX口座を開設したいと思いました。
キャッシュバックキャンペーン中のFX業者で口座開設
しかし様々な業者があるので、個人投資家の口コミ情報やFX会社のウェブサイトで料金体系とサポートを比較してから選びました。
そしてキャッシュバックキャンペーンをやっている業者を選んで口座を開設して、最初は10万円を入金して取引を開始しました。
マネー雑誌の内容をよく読むと為替取引はリスクが高いために少なめの金額から始めるのが理想的だと考えたからです。
ドル円でスキャルピング取引で儲ける
スタート時は3倍程度のレバレッジで米ドルを中心にトレードを行いました。
レバレッジが低かったので利益率はあまり高くなかったのですが、1日当たり1000円前後を稼ぐことができました。
仕事の休み時間にスマホで取引をしたので、職場の上司や同僚にも知られずにトレードすることにも成功しました。
南アフリカランドのスワップポイントに目を付ける
そして豪ドルや南アランドにも少しずつ投資をするようになりました。
特に南アフリカランドはスワップポイントも多くもらえたので、ボーナスをもらった時に積極的に投資をしました。
このように次第に新興国通貨の取引にも力を入れて、最終的には最大で100万円を投資することになりました。
高レバレッジで高金利通貨に手を出し、資産半減
しかしアメリカが利上げをしてから新興国から資金が流失したので、次第に南アランドや豪ドルの下落が激しくなりました。
しかも投資に慣れてきた段階でレバレッジが10倍以上になっていたので、通貨の下落に伴ってあっという間に証拠金が半分以下に減りました。
100万円が8万円になってしまいました
そのために取引を辞めてFXから撤退することも考えたり、苦悩する日々が継続しました。
しかし少し待つと相場が回復するという期待もあったので、悩みながらも取引は継続しました。
ところが新興国通貨が普段よりも大きく変動したときに、ついにロスカットで取引は強制的に終了させられました。
そして取引の強制終了の段階で残されたのは、わずかに8万円でした。
撤退するのも勇気だった
失敗の原因はいくつかありますが、レバレッジが高過ぎたことや新興国通貨への投資に依存し過ぎたことが挙げられます。
もちろん投資の上限額を決めることも重要ですが、相場が変動したときには勇気を持って撤退することも今後の投資では重要だと感じました。