ソーシャルレンディング業者である「みんなのクレジット」は行政処分を受けたことでニュースになりました
ソーシャルレンディングは低リスクの投資案件と言われています
しかし、こういった事例もあることから業者選びから慎重になりましょう
20代の女性です。
私が損をしたのはみんなのクレジットというソーシャルレンディング業者に投資したことです。
30万円のソーシャルレンディングへの投資
みんなのクレジットは現在新規募集をしていませんが、最後の方の案件で30万円ほど損をしてしまいました。
みんなのクレジットは比較的古いソーシャルレンディング業者で、お得なキャンペーンを頻繁に行っていました。
後になって、お得なキャンペーンを頻繁に行うのは怪しい傾向だという人もいましたが、キャンペーン当時は全く気付きませんでした。
ソーシャルレンディングにリスクがあることは理解しつつも、ソーシャルレンディングで元本割れという話はほとんど聞かないので、実質ノーリスクだと過信していました。
みんなのクレジットの資金流用の件はニュースで初めて知り、急に恐怖を感じました。
1.株式会社みんなのクレジット(本店:東京都渋谷区、法人番号1010001168066、第二種金融商品取引業)(以下「当社」という。)に対する検査の結果、以下の問題が認められたことから、証券取引等監視委員会より行政処分を求める勧告が行われた。(平成29年3月24日付)
引用元:株式会社みんなのクレジットに対する行政処分について 関東財務局
不安、怒り、自責の念
ソーシャルレンディングにリスクがつきものということや、ソーシャルレンディングが途中解約できないということは理解していたつもりでしたが、いざトラブルに巻き込まれると不安や怒りを感じました。
数多くソーシャルレンディング業者がある中でなぜ自分はみんなのクレジットを選んでしまったのかと自責の念にもかられました。
たしかにソーシャルレンディングは銀行預金よりも利率が良いですが、損を回収できるほどのハイリターンではないため、なぜソーシャルレンディングを始めてしまったのかとしばらく呆然としてしまいましま。
ただ、数百万の投資を行っていた人に比べて、自分は案件間だけでなく業者間の分散投資も気をつけていたので、被害が少なくて良かったと思います。
みんなのクレジット被害者の会が立ち上がったと聞きましたが、お金の返還は望めない感じがあり、仕事が忙しいので参加するつもりはありません。
業者選びから慎重に
手軽に投資を行うことができ、比較的安定したリターンを得られるソーシャルレンディング自体は今後も続けていきたいですが、ソーシャルレンディング業者選びには慎重になりたいです。
特に、急にキャンペーンを頻繁に行うようになった会社には注意したいと思います。
大手に、分散に
また、利率の高さを追求するのではなく、maneoなどの利率は低めながら安心感のある大手業者への投資を心がけていきたいです。
これまで以上に業者間の分散投資には気をつけていきたいと思います。
ソーシャルレンディングにはリスクがあるということ、最悪なくなっても困らない余裕資金だけをソーシャルレンディングに回すということも意識していきたいです。