
今回は安定した大型株を中心に投資をしている男性の失敗した体験談です
大型株を中心に投資している中で2009~2010年の経営危機状態にあった日本航空(JAL)株を購入したそうです
そしてまさかの経営破綻により上場廃止、株は紙切れになってしまいました
私は49歳の男性です。
安定した大型株を中心に株式投資
今保有している株式は主に国内企業の株式で、主にトヨタ自動車、ホンダ、三菱商事、三井物産などの日本の主要企業の銘柄を保有しています。
私は会社員なのですが、このまま稼いだ給料を普通に銀行に預金をしていたのでは全然資産は増えないと思い、株式投資を始める事にしたのです。
やっぱり資産を増やすのであれば、元本保証の預貯金だけではなく、リスクも多少とって儲け幅が大きい金融商品をポートフォリオを組む必要があると思いました。
実際に今まで私が投資をした金額は元本にして約500万円となります。
長期保有が基本です
基本的に私は購入した株式は長期保有をする主義なので、ほぼ売却は今までせず、ずっと所有し続けているので損失はあまり発生していません。
そんな中で唯一発生した損失額は100万円です。
私は投資とは長期に行うべきものと思っており、自分が応援したい企業の株式を買い、その企業の業績がグンと上がるまでじっと待つというスタイルで投資をしています。
ですから保有している株式の価額変動は、投資期間中では全く気にすることはありません。
毎日、新聞やネットなどで株価をチェックしたりすることはありません。
日々の株価の上昇、下落にも一喜一憂しない
たまに保有している株式の価額を知ることもありますが、たとえ、購入した時の金額よりも下がっていて、含み損が発生していたとしてもそれは全く気にはしないのです。
そもそも現時点で保有している株式を今、手放す予定はないので含み損がどれだけ発生しているかということは全く問題がないのです。
私にとって株式は将来に企業の業績が上がり、その価額が上がればそれで良いのです。
ですから基本的に私は株式投資を行なっているときに焦るとか不安になるという心理はほぼありません。
唯一の失敗
そんな私も一度だけ大きな損を出してしまったことがあります。
それはJALの株式を購入し、その直後に買った株式が全て100%減資という自体になったからです。
当時のJALは経営不振が続いており、国による経営再建がなされていました。
私は仕事などで普段からJALを使っており、個人としてとても親しみのある企業だったのです。
一瞬にして100万円分が紙屑に
そんなJALが経営再建の中で不振に陥っているところを見て、なんとか私も応援したいという気持ちでJALの株式を100万円分、購入したのです。
その株式はずっと保有し続けるつもりでした。けれども残念ながら、購入して1ヶ月も立たない時(2010年2月)に、JALの株式は100%減資が行われることになり、一瞬にして私は投資した100万円を失ってしまったのです。
正直、この損をしたのは不運によるものだと思っており、それは言ってみたら不可抗力だと思っています。
自分自身に非があるとしたら株式の見通しが甘かったと言うことでしょう。
応援したい気持ちとは別に冷静な分析が必要
企業を応援したいという気持ちだけでなく、もう少し冷静にその企業の分析が必要だったと思います。
同じ失敗を繰り返さないために、やはりジャンク株というものには二度と手を出さないというルールを自らに課しました。
応援したい企業であっても経営再建中の企業は投資の対象外ということにしました。