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積立NISAが退屈で日経平均レバレッジETFに手を出したら20万円の失敗(30代男性)

今回はつみたてNISA(積立NISA)へ投資を行っていましたがツマラナイので日経レバレッジETFへも投資を開始した男性の体験談です

日経平均に連動して動く、レバレッジ2倍を効かせた投資になります

積立NISAと日経レバレッジETFへの投資の結果は興味深いものになったそうです

 

30代男性です。

貯金していても利子は全然つきませんし、給料もなかなかあがらないので将来の事を考えて株式投資を始める事にしました。

初心者ならインデックスで積立投資を!と言われ積立NISA枠を使ってコツコツと積立投資をしていたのですが、なんとも面白みがありません。

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日経レバレッジETFに資金を投入する

株式投資と言えば「ハイリスク・ハイリターンで毎日の価格変動を見ながらひりひりするもの」というイメージがあったので、積立投資と別途にいわゆる多くの人が想像する「株式投資」というものに手を出して見ることにしたのです。

あくまでゲームと割り切って準備した資産は100万円。

元手が少ないので投資する商品は「日経レバレッジETF」一本。

これは日経225の毎日の株価に連動して動く商品なのですが、レバレッジが効いており2倍の価格変動がある商品です。

日経平均が100円上昇すれば200円上昇するといった具合です。

日経平均レバレッジ・インデックス(日経レバレッジ指数)は日経平均レバレッジ型ETFのために開発され、その名の通り日経平均株価の2倍の変動率で指数が動きます。

年末相場は上がりやすい?

昨年11月末、これから年末に向けて株価は上がると信じていました。

これまでアベノミクスが始まってからというもの、毎年年末に向けて株価は上昇していたからです。

そこまで上昇していた株価は一旦落ち着き、「さてこれからもうひと伸びするか」となっている地合いに見えたのです。

多くの評論家も「株式相場は年末にかけて上がるだろう」と宣言していましたし、アメリカの景気は絶好調。日本の企業の業績も悪くなく、株価はこれから上昇するように思えました。

50万円を投資することに

そこで私は思い切って持っている額の半分である50万円を「日経レバレッジETF」へ投入。

株価は上がると信じていたので「年末のご褒美だ」とのん気なものでした。

12月中旬、株価は一度上がるような気配を見せたもののそこからグッと低迷、一気に含み損を抱えてしまいました。

ナンピン買いで耐える

アメリカのFRPが利上げを強行したことによりアメリカの株価はグッと冷え込み、それに引きずられるような形で日本の株価もどんどんと下がっていったのです。

それでも年末に向けて株価が上がると信じていた私はさらに「日経レバレッジETF」をナンピン買いして複数回買い増し、あれよあれよというまに手元の100万円を全て投入しきってしまい、手元の資産はゼロ。

しかしそこから年末に向けて株価はさらに低迷し、含み損は20万円まで膨らみました。

100万円の元手で初めて20万円の含み損。ここまでくるともはや放心状態、そしてパニックでした。

更に暴落しないか不安になり、損切り

今後大きなショックが起こるかもしれない、という報道が流れるようになり慌てた私は持っている株を全て処分し、含み損は実際の損失になってしまいました。

皮肉なことにそこから株価は持ち直し、一時期1万9000円まで低下した株価は今では2万1600円まで上昇しました。

いくつかの反省点

今回失敗と感じたことは複数点あります。

まず一気に資産のすべてをつぎ込み過ぎたこと。

これが第一の失敗です。

「年末は株価は上昇するだろう」という評論家の意見を真に受け信じすぎました。

これも大失敗。

損切りのルールを守ることができず逆にナンピン買いを進めてしまったことも失敗です。

株式投資における損切りの難しさと大切さを知りました。

そしてさらに含み損が大きくなった時、あわてて清算してしまった事。

あのとき我慢してこらえていれば、株価が上がった今損失は大分少なくなったはずです。

振り返ってみると株式投資で素人が陥りがちな失敗、やってはいけないと言われているミスを全部やってしまっています。

退屈な積立投資はプラスだった

株式投資は欲との戦いです。

自分をきちんと律することができないなら、何も考えず積立投資を行うべきですね。

最後に、コツコツと何も考えずに積立投資している分は年末の株価調整を経てプラスになっており、今回のミスによる損失を少しですがカバーしているということを付け加えておきます。

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